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基礎下掘削
基礎下(外周、内周)の建物の加重がかかる場所を、基礎下約60cm程掘削します。
一般的な住宅で、約20~30穴の掘削となります。
内周の掘削については、基礎の風窓を作業員が寝ながら入れる程度に開口して、床下に進入して建物の加重がかかる場所を縦堀します。
よって、居住されている建物内には一切作業員は立ち入りません。
また、ベタ基礎の場合は、人が入れるだけの大きさだけ基礎底盤を切り取って掘削しまう。この時に切断したワイヤーはジャッキアップ後に溶接します。
基礎下に鋼管杭は建て込みせずに耐圧盤を敷きます。(600mm×500mm)
支持台設置作業
支持台を設置します。この支持台は上下にフレキシブルに移動可能な鋼材で組み立てられてお り、ジャッキアップ後には基礎と鋼管を繋ぎ合わせる大事な役割となります。
また、この支持台はジャッキアップ基礎が水平になった時にコンクリートで固定させます。
ジャッキアップ
全てのジャッキがセットされ、いよいよ建物をジャッキアップします。
居住者の立会いのもとで、管理者が建物の1階にレーザーレベルを設置し、傾斜を測定しながら、耐圧盤の位置に配置した職人が手動でジャッキアップし傾斜している建物を水平に戻します。
この時、建物の傾斜が水平に戻るため、外周に埋設してあった配管が障害になりますので配管を切ります。よって、ジャッキアップ中は生活用水は使用できなくなります。(約4~6時間程)
油圧ジャッキを使用せずに手動でジャッキアップする理由は、建物にやさしく、微量な単位まで気を使い水平にすることから我社では手動ジャッキをあえて採用しています。
水平傾斜角は5mm以内を目標として慎重に上げます。
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