各種認定 地盤改良工事とは

柱状改良工事・表層改良工事・鋼管杭回転圧入工事の3種類の工事
地盤改良工事とは

安定した地盤までセメントミルクを噴射注入。土と攪拌をし柱状に固め、その上に住宅の基礎を作るという工法です。土の中にコラムと呼ばれるセメント系固化材(地盤改良用セメント)と土を攪拌した柱状体を造ります。
地盤の強度、質、基礎形状等により設計され、柱状体の径、本数、長さ、配置が決定します。

■特長

軟弱な地盤や支持層がない場合でも、柱状体の周面摩擦力によって対応が可能となります。支持層が傾斜している場合、セメント系固化材の増減で対応。Φ500~Φ1000の口径で建物の荷重配置により経済的な設計が可能となります。

施工手順
1
施工予定現場の現場事前調査
2
地縄確認並びに杭芯セット
3
施工機並びに部材搬入
4
セメント系固化材搬入
5
セメントミルクプラント開始
6
アースコラム工法施工
7
杭頭処理
8
施工機並びに部材搬出
9
整地
10
道路清掃
11
最終確認
表層改良工事とは

軟弱な地盤の土とセメント系固化材(地盤改良用セメント)を攪拌し固化させ、地盤の耐力を増し、不同沈下を防ぐ工事です。なお、改良は地表面から約2m程度が限界です。

■特長

・狭小現場でも対応出来ます。(現場に合わせて使用重機が選べます)

・バックホー、転圧ローラーを使用し、特殊な機械が必要ありません。

施工手順
1
施工機並びに部材搬入
2
地縄確認、区割り
3
セメント系固化材搬入
4
表層改良工事並びに層転圧
5
施工機並びに部材搬出
鋼管杭回転圧入工事とは

住宅の荷重を小径構造用鋼管杭を介して強固な地盤に伝えることにより、支持力の確保及び、沈下の抑制を図る工事です。
柱状改良工事や表層改良工事と違い、地盤自体を改良し固めるのではなく、深い位置にある堅い地盤(支持層)に杭をさして、その杭で基礎を支える工事です。

■特長

・残土が発生しません。

・JIS鋼管杭使用で品質が一定しています。

・施工後の養生期間が必要なく、回転圧入のため振動がありません。

施工手順
1
施工機搬入
2
地縄確認、杭芯セット
3
材料(鋼管杭)搬入
4
施工(鋼管杭回転圧入工事)
5
杭頭処理
6
施工機搬出
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